あいの動物病院治療成績1
皮膚の病気

犬のいろいろな皮膚疾患
猫のいろいろな皮膚病
免疫介在性の皮膚疾患が疑われた症例の治療例

血液の病気

免疫介在性溶血性貧血の治療例
血液凝固異常症(vWF欠損病?)の1例

心臓・血管系の病気

犬の心臓弁膜症(主に僧帽弁閉鎖不全)の病態生理と治療
犬の動脈管開存症の2症例(外科治療)
急性フィラリア症(後大静脈塞栓症)の治療例
ネコの血栓症を伴う心筋症の治療例
ネコの感染性心嚢膜炎の治療例

呼吸器系の病気

いろいろな呼吸器系の病気の治療
犬のアレルギー性鼻炎+蓄膿症の治療例
喉頭麻痺により巨大食道+胃拡張症候群を起した症例の治療例

消化器系の病気

胃拡張・捻転を起こした犬の治療例
イヌの便秘症(会陰ヘルニア)と猫の便秘症(巨大結腸症)の外科的治療例
犬・猫の胃・腸内異物(腸閉塞)の治療
唾液腺嚢腫の内科的治療
いろいろな肝臓病
イヌの先天性口蓋裂の治療例

このページは、いろいろな肝臓病に関して記述しています。
肝臓原発の悪性リンパ腫
この子は、5歳のウェルシュコーギーです。数日前より吐くとのことで来院されました。血液検査で肝臓の数値が異常に高いため、点滴で様子を見ていたのですが、改善が思わしくないため、試験開腹を行いました。肝臓は大きくなって色が通常よりも赤褐色です。一部を検査したところ悪性リンパ腫と出ました。今は抗がん剤で良好に推移してくれています。
肝臓原発の悪性リンパ腫の患者さんからの声
上記の患者さんからの声です。一時は非常に状態がよかったのですが、抗がん剤投与から約半年後、リンパ腫の再燃が認められました。各種治療を行ったのですが、残念ながら他界されました。ご冥福をお祈りいたします。
先天性多発性門脈シャント
この子は、9ヶ月のパピヨンです。皮膚病治療中に痙攣を起こすようになり、各種検査から門脈シャントが疑われたため、試験開腹を行いました。門脈造影で、複数のシャント血管があり、同時に肉眼所見でも多数認められたため、手術不適応と判断しました。残念ながら、手術後も痙攣発作が続き、死亡してしまいました。おそらく肝臓の低形成もあったものと推測しています。
肝炎
この子は、8ヶ月の雑種猫です。避妊目的で血液検査を行ったところ、各種検査より門脈シャントが疑われたため、避妊+試験開腹を行いました。門脈造影では正常でしたが、肝臓は小さく表面が丸みを帯びていました。肝臓の一部を病理組織検査したところ、肝炎と診断されました。術後に肝臓の治療を行ったところ、今ではまったく問題なく元気に生活しています。
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