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このページは、目から発生した腫瘍に対する治療を記載しています。
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犬の目の扁平上皮癌の治療例
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この子は10歳のシーズーです。以前より眼に何かできていたとのことで来院されました。腫瘍が疑われましたので、すぐに摘出手術となりましたが、写真にあるとおり下顎リンパ節が腫れていることから転移している可能性が高いと説明し、完治を目的とするものではなく、眼の痛みをとること、出血を止めることを目的として行われました。摘出後の様子はよかったのですが、希望により、抗がん剤は投与せず様子を見ていたところ、5ヵ月後肺転移が確認され、その後しばらくして亡くなってしまいました。このように悪性腫瘍を放置せずに、目に変わった様子がありましたら、一度様子を見せてください。
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猫の目メラノーマの治療例
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この子は、9歳の雑種猫ちゃんです。数日前から眼が白く、痛がるとのことで来院されました。先に眼科の先生に診ていただいたのですが、腫瘍の可能性が高いとのことで眼球摘出を行いました。目の上を見ると区六拍なっているところがあり、明らかな腫瘍浸潤が疑われました。摘出した目の病理組織検査はメラノーマでした。この腫瘍は非常に悪性度が高く、術後の抗がん剤が必要です。摘出後は、痛みも消え、経過は良好です。
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