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このページは、陰睾(片睾丸)に関しての記載です。
精巣の移動を示した図
陰睾(片睾丸)は、よく子犬にあるもので、精巣(玉)を触ると1個しか認められない状態です。これはお母さんのお腹の中にいるときは腎臓後方(お腹の中)にあるのですが、1ヶ月かけて陰嚢(袋)内に降りてきます。しかし、その途中で精巣(玉)がどこかに引っかかってしまい、降りてこなくなってしまう状態のことをいいます。通常は問題ないのですが、高齢(7〜8歳以上)になると、腫瘍化(癌になること)してくる傾向が高まるといわれています。
腹腔内(お腹の中)に精巣腫瘍があるイヌの写真
上記が、精巣が腫瘍化したために症状を起こした典型的なワンちゃんの写真です。ホルモン異常のために脱毛があり、男の子なのにおっぱい(乳腺)が発達しています。場合によってはオスイヌがよくよってくるなんて言う方もいらっしゃいます。
精巣腫瘍がある子のレントゲン写真(お腹を横から撮影)
これは上記の子のレントゲン写真ですが、正常と比べて異常な塊があるのが分かりますよね。このような位置にあるのが、典型的な精巣腫瘍です。
手術中写真
上記は、手術中の写真ですが、このように表面がゴツゴツして血管が異常に発達しているのが、悪性腫瘍の特徴です。この子は腫瘍摘出時に血圧が下がり、非常に危ない状況になりましたが、手術は成功し、約1週間後退院されました。その後様子はよかったのですが、半年後元気食欲がなくなり、検査結果から腹腔内や肺に転移が認められ、その後しばらくして亡くなってしまいました。この病気に関しては正常時に摘出してしまえば、間違いなく防げる病気ですので、もしワンちゃんの玉(精巣)が1個しかなかったら、一度ご来院くださいね。
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