静岡県袋井市 あいの動物病院 腫瘍(ガン)が悪化する要因は低酸素(酸素欠乏)ということをご存知ですか?

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静岡県袋井市高尾85−5

 

 

 

症例4  胸腺腫の治療例

 

 

 

 

 

 

 

  年齢不詳のミニダックスで、

  避妊した女の子です。

  前縦隔に腫瘤があり、胸水が

  貯まってきていたことから、

  ステロイド+放射線療法(1回のみ)

  を行った状態です。

  追加治療をご希望され、

  来院されたワンちゃんです。

 

 

 

レントゲン写真

 

放射線治療前

放射線治療(1回のみ)後

 

 

                 放射線前では胸水も少しありますが、

                 治療後は、非常にきれいになって腫瘤のみが

                 残っているのがわかりますね。


 


 

 

 

治療している様子

 

 

 

 

            本症例は手術をご希望されませんでした。

            ですので、この子には過酸化水素点滴療法にて酸素化を行った後、

            インスリン増感療法(シスプラチン使用)を行いました。

            続いて5%ブドウ糖で溶解したICGを、静脈内投与して腫瘤に集積させました。

            その後、上記のように近赤外線照射器を使用して、

            胸腔内の腫瘤に光線が当たるようにして治療を行いました。


 


 

 

 

 

 酸化療法治療前

 酸化療法治療4回後

 

 

 

           上記写真のように、塊が薄くなってきていることがわかります。

           その後、ご家庭の事情で治療を行わず、このまま経過観察を行ったのですが、

           酸化治療開始から2年5カ月間元気に生存してくれておりました。

           患者さんご了解のもと、死後に組織生検を行って確定診断がつきました。

           非常に大きな胸腺腫に対する放射線療法でのデータですと、

           放射線4回あてた場合の平均生存期間は約8か月といわれております。

           放射線治療後での継続治療としても、非常に有効と推測いたしますので、

           ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡お願いいたします。