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| このページでは犬の子宮蓄膿症に子宮筋腫が合併した症例について記載しています。
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| 子宮筋腫を持つ症例のレントゲン写真
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この子は10歳の雌のミニダックスです。３日ぐらい前からご飯を食べないとのことで来院されました。触診ですでにお腹に異常な塊が触れたため、レントゲンを取ったところ、上記のような異常所見が認められました。
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| 手術中の所見
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エコー検査で子宮蓄膿症も疑われていたため、即手術をお勧めし、翌日行いました。そのときの写真ですが大きく膨らんでいるところが子宮筋腫の部分です。それと子宮蓄膿症もあるため、子宮全体が膨らみ、充血していました。
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| 病理組織検査結果
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病理検査では、子宮蓄膿症と子宮筋腫が合併していると記載されていました。なお、腫瘍は取り除かれているということから、今後これによる悪影響はないといえます。この子は手術後から、元気食欲が出てきてくれて、今では問題なく生活しています。あまり認められない腫瘍ではありますが、ワンちゃんでもこのような病気は認められていますので、高齢の子で元気食欲がなく、陰部から膿のようなものが出てくるような症状がありましたら、この病気も疑えますので、すぐに様子を見せてくださいね。
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