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このページは、前腕骨の骨原発腫瘍が疑われた症例についての記載です。
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実際の症例の写真(患部)と前腕骨の解剖学図
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この子は10才のビーグルです。数ヶ月前から前肢を痛がるとのことで来院されました。身体一般検査所見では明らかに肘関節周囲が腫れていて、触ると痛み(疼痛)が認められました。
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レントゲン写真1
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これがレントゲン写真ですが、正常と比較すると一目瞭然ですね。一部骨折も認められています。
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レントゲン写真2
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これは前側から撮影したレントゲンですが、ほぼ同様の所見です。治療は断脚も視野に入れた検査と治療をお勧めしたのですが、飼主さんの希望があり、痛み止めの治療のみ行っています。現在3ヶ月を経過していますが、多少痛みはあるようだが、お薬を飲んでいると様子はいいとのことでした。この治療がベストとは言いませんが、動物の様子からするとこのままでもいいかもしれませんね。もし、このように前肢を痛がって、肘が腫れているなんて状態になりましたら、この病気の可能性がありますので、すぐにご連絡くださいね。
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